Selection of various Cv values
用途に基づいた適切な弁機種を特定することが重要です。
下記カテゴリを参考にしてください。
弁の選定にあたっては、用途、温度、圧力条件から、あらかじめ適切な弁の種類を特定することが重要です。
例えば、サニタリー、無菌プロセスではセルフ・ドレン構造や接液部の研磨が必須になりますので、一般弁の24000Sを選んでも、サニタリー構造を満足させることができません。
最初に必要なことは用途に基づいた適切な弁器種の選定です。
下記の用途から適切な弁機種を御検討下さい。
一般のプロセスなら
保温を必要としない0℃~232℃の一般プロセスならば、
24000S
一般のプロセスの
高温流体なら
24000Sを高温仕様にアレンジ
使用温度範囲:232℃~537℃
24000SE
一般のプロセスの
低温流体なら
24000Sを低温仕様にアレンジ
使用温度範囲:-195℃~0℃
24000SE
医療・食品・
バイオなら
サニタリー、無菌プロセスの弁型式を。
83000 / 84000
洗浄を必要とするなら
分解・洗浄が容易くできる構造の弁型式を。
81000 / 83000 /
84000
腐食性流体なら
接液部に耐食性に優れた金属、合成樹脂を使用した弁型式を。
26000 / 51000 /
24000SB
液体を外部に
漏らしたくないなら
ベローズシール、バックレス構造の弁型式を。
81000 / 24000SEB
各種Cv値の選定
計算Cv値が0.001以下になる、計算が上手くいかないなどの場合は、お気軽にお問い合わせください。
計算も代行いたします。
計算には、気体流量、入口圧力、出力圧力、配管サイズ、分子量または、比重、入り口温度の情報が必要となります。
お電話・FAXでのお問い合わせは営業技術部まで。
項目 | 例1 | 例2 |
---|---|---|
Tag No. | 例1FCV-01 | 例2PCV-01 |
流体名 | 例1空気 | 例2水 |
流体性状 (Gas or Liq) |
例1Gas | 例2Liq |
臨界圧力 (MPa) |
例13.77 | 例222.05 |
臨界温度(℃) 注1 |
例1-140.65 | 例2374.25 |
流量(SL/min) |
例1
|
例2
|
入口圧力 (MPa.G) |
例1 0.35 0.3 0.25 |
例2 0.3 0.4 0.5 |
出口圧力 (MPa.G) |
例1 0.25 0.15 0.05 |
例2 0 0 0 |
配管サイズ(in) | 例10.5 | 例20.5 |
分子量(Mw) 又は比重 |
例128.97 | 例21 |
入口温度(℃) |
例1 20 20 20 |
例2 15 15 15 |
粘度(CP)注2 |
例1 0.018 → → |
例2 1.138 → → |
比熱比 (κ,無次元) |
例11.4 | 例2- |
飽和蒸気圧 (MPa.G) |
例1 - - - |
例2 -0.09963 → → |
必要CV値 |
例1 - - - |
例2 - - - |